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リスクについて

どんな活動にもリスクは潜んでいます。
子どもは予測できない行動をしますので、特に注意が必要です。
しかしながら、事故のリスクがあるからといって、例えば現代の日常生活から自動車を手放すことはできるでしょうか。
リスクよりも、自動車からうけるメリットのほうが大きいと考えます。
要はリスクを正解に捉え、いかに最小化できるかだと思います。
アスレチックやスポーツは怪我のリスクが増大します。しかし、怪我を恐れすぎていては冒険心に富んだアクティブな活動はできません。
あらゆる活動にリスクは存在します。
 冬休み、「だんご作り」の企画を考えました。
ちょうどそのころ、行政側より年末年始の窒息事故への注意喚起がありました。
だんごは、少なからずリスクがあります。
リスクに敏感に反応し、安全な運営を心掛けることはとても重要です。
一方で、わずかなリスクを過剰にとらえ、日本の素晴らしい食文化を選択肢から外す、それもなにやら大げさである気もします。
それであれば、これを機に「だんごを安全に食べる」ことをみんなで学んだらどうか、と考えました。
万が一、詰まったときの対処法をみんなで読み合わせる。
適度な大きさに作り、ちゃんと座って、一口ですぐに飲み込まない。
スタッフとも協議し「だんごは美味しい、でも注意が必要」ということを学ぶ機会と捉え、企画を進めることにしました。
だんごは一例ですが、交通事故、水の事故、SNSのトラブル、災害、また残念ながら子ども達を狙う卑劣な事件も後をたちません。

市内には交通安全学習センター、防災学習センターなど、楽しく学べる施設があります。

ハインリッヒの法則によると、重大事故の背後には29件の軽微な事故、300件のヒヤリハットがあるといわれます。

常に「リスク」を意識し、先人に学び、スタッフのみならず子ども達にもヒヤリハット事例を周知していかなければならないと考えています。