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子ども達は新たなテーマを提供してくれました。
快晴の土曜日、児童公園に行きました。
以前より要望のあった公園、みんな絶好調、まさに秋晴れでした。
ゴーカート、ジェットコースター、バイキング・・、乗りまくりました。
順調順調、そろそろ約束の昼食サイゼリア、私達は子ども達を促しました。
が、いつものごとく、遊びをやめません。そういう時は、「普通に帰る作戦」。
「もう帰るよ!」と言わず、淡々と出口に向かうのです。
スタッフと出口で待機しました。
そうはいっても、少々心配になり、遠目から観察しました。子ども達はちゃんと自分の荷物を持ち、出口に向かっています。
私も油断していました。生垣から覗いている私を発見した瞬間、子ども達は向こうに走り出しました。
しまった!追いかけると逆効果であることをしっている私は、すぐに諦め、後をスタッフに託し、車で待機することにしました。
「遅いな・・」
なかなか戻ってきません。
しばらくすると、とぼとぼと歩く一団がみえました。
「はあ・・、」ため息をついたスタッフが車に乗り込んできました。
「どうしようかな・・、ああ、困った、ふう・・・」
「どうしたんですか?」
子ども達が乗り込んできました。
みんな片手にアイスを持っています。
(ありゃりゃ、そういうことね・・・)
なんともいえない、バツの悪そうな、神妙そうな、そして満足そうな・・。
昼食前、隙をついてのアイス購入、なかなかやりますね。
スタッフは一生懸命諭してくれました。大人として当然言うべきことです。
しかしながら、私には葛藤がありました。
(まさか、このタイミングで買うなんて。でも遊園地いったら、アイスも食べたくなっちゃうよね、そりゃ。思い出は味覚とリンクするっていうし。
確かに一言いってくれたらよかったけど、今回は乗り物代はともかく、小遣いを明確にしなかった俺も悪いわ。でも、もうすぐサイゼリヤ行くってのに、直前でたべちゃうなんて・・。では、水分補給の観点から考えると、お茶だったらよかったんだろうか、じゃあポカリは?コーラは甘いからダメか、じゃあ、シャーベットはどうだろう、クーリッシュは?アイスだって溶かしたら、水分じゃないか、熱中症なったらどうするんだ。いや、でも自分だけじゃなく、みんなと一緒にアイスを買うサポートって、なんて優しいんだろう、とも考えられる。きっと背景があったに違いない。しかし絶妙なタイミングで買ったもんだね。きっと最高にうまかっただろうね、隠れてするから醍醐味があるんだよな。どんなシュチュエーションだったか、今度よくきいてみよう。相手の事情をよくきかないから、イスラエルとパレスチナのような紛争が続くんだ、それにしてもネタニヤフの連立政権はともかく、トランプ、ハリスどちらかって二者択一って文化、すきじゃないな、ああ、もうサイゼリヤの駐車場だ。)
ゆっくりとバックで駐車しました。
私は○○ちゃんの顔をバックミラーで見ました。いつになく「やっちゃた・・」というような、神妙な顔をしているように私には映りました。そして振り返り「これから気をつけてね」と話しました。○○ちゃんはうなずきました。その時、他の子たちが声をそろえて「ごめんなさい」と言ったのです。いやいや、謝る事でもないような・・・。
私はその場でチャラにすべきと考えました。
うーむ、それにしても色々課題をだしてくれますね・・。
「外出ルール」の作成を子どもたちに手伝ってもらいたいと考えています。
直面して初めて、腑に落ちる、納得することがあります。
大人げなく、子どもたちと激論を交わすつもりです。