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この度、スタッフ3名が「放課後児童支援員」資格の受講を全課程終え、正式に取得できる見通しとなりました。この資格は2015年に創設され、保育士、幼稚園教諭、小学校教諭などの資格者、大学などで社会福祉関係を修了した者、2年の実務経験がある者、という比較的厳しい受講資格となっており、誰でもすぐに取得できるというものではありません。学童の運営においては最低1名の資格者の常駐が必須となります。
私を含め資格者4名の体制となりますので、より安全かつ充実した運営ができると考えております。
オープンから4か月半が経ちました。
自由で楽しい気風は当初思い描いていたとおりに実現しつつあると思っております。一方、実際の活動の中で、各々がより良く過ごすためにも一定のルール作りが必要であることも実感しております。
例えば、「冷凍庫問題」
A子さんが突如、冷凍庫に突進、扉をあけシャーベットを取り出す
私はA子さん捕獲に成功。しかしその瞬間、A子さんからB子さんにパスが出される
B子さんの捕獲に向かうが、時すでに遅し。B子さんはすでに口をつけている。勝負あり
まるで大人とこどものラグビーです。
毎日繰り返されると疲労困憊です。
物理的に柵を設ける、冷凍庫にチェーンをかける、いろいろ考えました。
ただ、できれば気持ちよく、子どもも大人も納得してルールを運用したい。
そして昨日、スタッフと作戦会議を行いました。
(その気にさせる作戦)
来年度は新一年生が入ってきます。
人数も増え、これを機に新しいルールが必要であることを子どもたちに説明します。
そして、子ども達にルール作りの会議に入ってもらいます。(少しおやつのグレードを上げ、特別感を演出)
改まって、「あなたたちの力が必要です」と協力を要請します。
画面にわかりやすく映します。
みなさん、冷凍庫の前でラグビーはみっともないんじゃないでしょうか。
新一年生も入ってくることですし、順番に行儀よくできる方法をかんがえませんか。どうしたらできるでしょう。
自由に意見を言ってもらいます。
このほかにも議題はたくさんあります。
そして話合ったうえでルールを決め、紙に大きく書き出します。
一方的に押し付けられたルールは嫌なものです。
自分達できめたルールなら守ってくれることでしょう。
新一年生に進んで説明してくれることを期待します。
果たして結果は・・・。
11月に報告しますね。