お知らせ＆ブログ詳細
ブログ
過剰演出
これもある施設に出かけたときの話です。
子どもたちが元気に遊んでいる間、私は休憩スペースで場所取りの留守番をしておりました。
お昼ごろ、隣のスペースに子どもたちを連れた団体がやってきました。
みんな整然と椅子に座り、黙々と昼食を食べています。
するとスタッフさん（くわばたりえさんを少し怖くしたような）が突然、「弁当を残さない！」と大きな声を出しました。
私もビクッとしてしまいました。
しばらく観察していましたが、子どもたち同志の会話は皆無でした。
違う場所にBigFootの子どもたちが戻ってきました。
私は「さっきいたあっちの先生、まじ怖かったわ」とさっそく子どもたちに話しました。
こどもたちは、「どこ？」「どんな風に？」「どんくらい？」興味津々です。
「例えばさあ、うん、そうだね・・、例えば・・・・・」
子どもたちは黙って私の顔を凝視しています。
「弁当を残すな！」私は突然叫びました。
子どもたちの顔がぴくっと動きました。
「ちゃんと座れ！」
（ゴク・・唾を飲み込む音）
「こんな感じかな」
子どもたちは3秒くらい口を開けていましたが、それから顔を見合わせ、ひそひそ話を始めました。
「うちら・・、ビッグ・・・、こっちでよか・・・」
私はニヤニヤを隠すので必死でした。
安心してください。わがBigFootはやさしいスタッフばかりです。
