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遊びの終わり際
子どもたちは遊びだすと、延々と遊び続け、遊びをやめません。たまに戻ってくるときは喉が渇いた時で、飲んだら水筒をスタッフにポンと渡し、さっさと走り去っていきます。しばらく遊び続んだ後は、そろそろ帰るよ、と促しますが、必ず「嫌だ、まだ遊ぶ」と、言う事をききません。強引に捕まえることは逆効果で、かえってテンションが上がってしまいます。
ある時、テンションが上がってやばいモードの時がありました。私も疲れてしまったので、スタッフに「一回放っとこうか」といって、何事もなかったかのようにスタッフと出口に向かいました。子ども達は植え込みの陰からチラチラ様子を窺っています。振り返れば、奇声を上げて逃げ出すに決まっていますので、私達は振り返らずに淡々と車に戻りました。
しばらくしたら、子ども達が通常のテンションで戻ってきました。「ああ、喉が渇いた」等といいながら普通に車に乗りこんできたのです。
「ああ、これでいこう」
私はコツをつかんだと思いました。
「子どもたちもちゃんとわかってるんだ、うんうん」
いい気分で「シートベルトした?」
後ろを振り返りました。
席順、及び水筒の置き場所(中央のリクライニング)で揉めてました。
簡単にはいかないですね。