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豊田市はその名のとおり、世界的自動車メーカーの本拠地がある日本屈指の自治体です。
面積においては愛知県No.1、人口においてはNo.2を誇り(42万人)、企業との強いつながりをを背景に充実した行政サービスを打ち出しています。
ラリージャパンを開催し、ブルーインパルスを飛行させることができる自治体はそうそうはないでしょう。
学童の政策においては、待機児童無し(4年生まで)を実現しており、さらには5,6年生の受け入れを推進するなど「子育てに優しい街」であるといえます。
一方、民間の学童はといいますと、市内で5事業者(BigFootは4番目)が登録されています。うち2事業者はこども園が主体、他2事業者は習い事やスクール事業も展開されてますので、純粋な「学童のみ」はBigFootのみ、といえるかもしれません。
例えば春日井市(31万人)のHPでは、民間学童は22事業所掲載されています。
人口に比して、なぜ事業者数に違いがあるのか、というと、豊田市内にはほぼ全ての小学校内に公設学童が整備され、かつ5500円/月という低額でもあり、下校後の預かりという点に関しては公設で十分カバーできてきたから、つまり、校内学童が伝統的に定着しており、民間学童の出番はほぼなかったから、と推察します。
このように、市内における民間学童の参入は思ったより壁が高く、その立ち位置は決して楽ではありません。
しかしながら、公設学童が主流の中、裏を返せば身軽な民間ならではの個性が発揮できる、大きなチャンスがあるともいえます。
現状の市街北部地域をみてみますと、愛環四郷駅付近や中山地区は宅地開発が進み、急激な環境変化が起きています。
近い将来、個性的な民間学童が活躍する時代が来ると私はみています。
BigFootは、この5月でちょうど開所一年となります。
大きなトラブルもなく、あっという間の一年となりました。
ありがたいことに、子ども達は帰る時、「明日も来たい」と言ってくれます。
この言葉の裏側にこそ、大きなヒントが隠れているはずです。
これからも子ども達の意見を尊重し、BigFootの魅力をさらに追求していきたいと考えております。
