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土曜日は調理実習でした。
A、B子さん間で麺をまぜる順番をめぐり一騒動ありましたが、想定の範囲内であり、すぐに解決に到りました。
午後は公園に出かけました。
芝生の斜面を滑り、仲良く遊んでいます。
私は一息つくため芝生広場を一周することにしました。
ところが戻ってみると、なにやら不穏な空気が漂っています。
人の輪の中でA子さん、B子さんが揉み合いをしているのです。
「私のバラをAちゃんが!」
事情はこういうことのようです。
植え込みに落ちていたサザンカの花をB子さんが気に入り、いったん芝生において遊んでいました。
たまたま通りかかったA子さんがその花を見つけました。拾い上げたところ、双方「私が先に見つけた」となり、揉み合いに発展したようです。
周囲でとりなし、なんとか落ち着きを取り戻しましたが、おもむろにA子さんはスタッフを引き連れ、遠征に出かけました。
しばらくすると、大きなサザンカの花びらを手に戻ってきました。
「このバラの、ここのとこを大事に持ってて。Bちゃんには絶対に見せたらダメ。絶対に!」
私に強いメッセージと共にサザンカの花びらを手渡したのです。
(えらいことに巻き込まれた・・・)
A子さんはB子さんの様子をちらちらと窺っています。
おそらく、「それ何?」とB子さんが私に近づいてこようものなら、A子さんはすっ飛んでくるに違いありません。
一方、B子さんは違う場所に探索に行き、紙の箱に花びらや木の実を沢山集めてきました。
どうやら物量で対抗する作戦のようです。
二人はそれぞれが「持って帰って洗うんだ」と張り切って帰りの車に乗り込みました。
施設に戻ってきました。
2人はトランポリンに突進していきました。
A子さんは「あれ、バラどうしたっけ」と言っていましたが、「まあいいや」とすぐに諦めました。B子さんの収穫物はそのへんに置きっぱなしです。
もうすぐ年末です。
この人たちが集まって「坊主めくり」をしたらどうなるか。
想像するだけで恐ろしいですね。