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お知らせ
年内最後の外出は豊橋市の「のんほいパーク」でした。
広大なエリアに動物園、遊園地、博物館等があります。
待ちきれないのか、朝から子ども達はピンポンがなるたびに「誰か来た!」といって、入口に殺到していました。
最近の出発はスムーズです。
子ども達同志でシートベルトの介助も率先してして行ってくれます。
現地に到着しました。
動物をみてさっそく大喜びです。
それぞれが好きな動物を見て楽しみました。
当然ですが、昼前には「お腹がすいた」との連呼が始まりました。
私たちは、フードコートを目指しました。
昼食は私がまとめて立て替えることにしてます。
私は券売機の前に立ちました。
その瞬間、子ども達が私を取り囲みました。
「私はカレーうどん!」「私も!」「俺はお子様カレー!」「量が多そうだから、○○ちゃんと半分個する!」「俺もカレー」「マルゲリータピザ」等々。
聖徳太子は10人の話を同時に聞き分けたといわれていますが、私の場合は限界でした。
まず、整理するため「カレーうどんの人!」「ピザの人!」と順番に挙手を求めました。
誰かが「それとポテト!」といいだしました。
「私も!」「俺も!」「僕も!」。
絶対に乗り遅れたくないという群衆心理か、ある子に到っては、メニューにない「ラーメンがが食べたい!」と言い出したり、「やっぱり俺はお子様カレーじゃなくてキーマカレー!」「カレーうどんのネギはとってほしい」
私は陥落寸前でした。
それでもスタッフの助け舟のおかげで、体制を立て直し、なんとか全員分の食券を購入することができました。
すると今度は、私の手にある食券の奪い合いが始まりました。
「全部いっぺんにできあがるから!」
なんとか落ち着かせ、子ども達とカウンター前で待ちました。
ついにモニターに数個の番号が映し出されました。
「私のポテトの番号だ!」子ども達はカウンターに群がりましたが、店員さんは「5個どれも一緒です」とやさしく説明してくれました。
あいにく空席がなく、私たちは寒い中、屋外のテーブルで食事をとることになりました。
強風でテーブルがゆれています。
私が最後のフードを取りに行き、テーブルに戻ってみると、
「僕のポテトがない」「箸がない」(これは4年生の子が持ってきてくれました)、「福神漬けはいらななかった」「辛い」「葉っぱがカレーに入ったからとってほしい」「ラーメンが食べたかった」「○○君がポテトをひっくり返した」等、次々と小さなトラブルに見舞われましたが、私もこの半年の経験で、「じゃあ自分でとってきたら」「嫌いなもんよけといたら」と、いちいち取り合わず、軽く受け流すことが良策であることを学んでいました。
なんとか全員食べ終わりました。
次は念願の遊園地エリアです。
みんな「遊園地!遊園地!」と前のめりになっています。
私は先に乗り物チケットをまとめて購入しにいきました。
私の手にあるチケットを見た子ども達は、またもや殺到し、引きちぎっていこうとするので、「なくしたら大変だよ!」、とここは強く説明しました。
全員、腕に巻いたことを確認しました。
(ふう、大変だった・・。一年生が多いからね。近所の学童さんは遠足はおにぎりとか、ホットドック持参、そのほうがいいかもね。8人で大変と思っていたら来年のりきれないぞ。頑張らねば。ただ今はしばらく休憩・・。)
ひと段落つけそうです。
子ども達は嬉々としてジェットコースターに向かって走って行きます。
私は安心していました。
しかし、その直後、想定外の事態が起きてしまったのです。
(ジェットコースター編に続く)
