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学童の仕事

現在、Bigfootでは10代~60代までの幅広い年代のスタッフがいます。
それぞれの年代が、ある人は友達のように、ある人は弟・妹のように、ある人は息子・娘のように、ある人は孫のように、それぞれの関係性で子ども達に接してくれています。
懇親会をすれば、今日はあの子はこうだった、ああだった、と話題はつきません。
みんながそれぞれに真摯に子ども達に向き合っていると感じます。

例えばですが、ごはんの時、「いただきます」は全員そろってからすべきか否か、そんな議論をしたりします。
でも、ではその時のシュチュエーション、例えば人数や、メンバーや、人間関係、麺類で伸びてしまうとか、いろんな「事情」があります。
「いただきます」は絶対にそろって全員でするべき、という基本的な考えもあるかもしれません。
しかしながら、それは善悪の問題ではなく、価値観の問題ではないか、と私は考えています。
「学童は普通こうだよ」と言われたとしても、私は「なるほど。でもこの人数、このシュチュエーションであてはめた場合、そんなルールはいるだろうか」と、常に考えるように心がけています。
ここは、大組織でもなければ、立ち上がったばかりの小さな学童です。
つまりは「Bigfootをどうしたいか」、そのことが、私の価値判断となります。

その場に立ち会ったスタッフの判断、私はその考えをできるだけ尊重したいと思っています。
それが常識的だったかどうか、あとから議論、検証をする必要はあります。
マニュアル通り実行するのはある意味で簡単ですが、その場のシュチュエーションから総合的に判断することは、実はとても高度で難しい人間的な判断であるともいえます。
そして、その判断材料となるのは、普段からの子ども達との関係という地道な蓄積があってからこそ、です。
チャットgptが簡単に答えを出してくれる類のものではないでしょう。

これからの時代、正確性、効率化、合理性の追求、そのような仕事はAIにどんどん奪われていくでしょう。
しかしながら、学童の仕事は、まさにその真逆ともいえます。
子ども達の行動は、効率化、合理性とはまさに真逆。
AIにできることはAIに任せて、我々はひたすら子ども達の、「予測不能」な行動に付き合う必要があります。

学童の仕事は、とても人間的な仕事である、
改めて、この2年、実感しています。