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夏休みの下見(三重、岐阜編)

外出は楽しいものです。
しかし、安全確保のためには下見が必須です。
目的地までの距離感、道路事情、トイレの在処、周辺環境。
夏場は特に、駐車場から会場まで、徒歩でどのくらいかかるかの把握が必須となります。
出入口、入場時の混雑具合、チケットの購入方法、ガソリンスタンド、時間調整できそうな場所。
コース設定に無理はないか。
5年生と1年生の体力は驚くほど違います。
歩く距離が長い、ましてや炎天下、1年生の体力に十分に配慮する必要があります。

目的地についてからの降車は厳重な注意が必要です。
子ども達は我先に降りようとします。
しかし、「縁故者事故」という言葉があるように、重大事故は「身内」で発生する場合もあります。
後席は内部からチャイルドロックをかけ、必ずスタッフ立ち合いのもと降車するようにしています。
そして人数の把握も大切です。
何人いるか、全員そろったか、常に数えるようにしています。
スタッフだけでなく、子ども達も協力してくれます。
大人も子どもも経験を積み重ね、全員で安全確保に努めねばなりません。

そして昼食場所。
人間は空腹になると気が立ってくるものです。
後席から「飯!飯!マック!マック!サイゼ!サイゼ!スガキヤ!スガキヤ!」と合唱されると、ハンドルを握る私も焦ります。
下見の主な目的のひとつとして、昼食場所の選定も含まれます。

これら一連のことを見聞きしたり経験することで、私の中で一定のデータベースができます。
当日までに目的地の大きなイメージを持つことができ、少々のイレギュラーにも対応できる自信がもてるようになります。


本日、7月21~23日の伊賀流忍者博物館、28~30日の郡上サンプル工房・大滝鍾乳洞の下見をして参りました。

まず忍者。
十数年前に家族と行った記憶はありますが、こんな感じだったかすっかり忘れておりました。
なにより、本格的な殺陣とユーモアを交えた忍者ショーは迫力満点でした。
それにしても、ほんとにどうでもいい話なんですが、手裏剣を投げている頭領の顔が、前職でしのぎを削った同業他社のベテラン営業マン、M田さんに顔から声までそっくりで、それがまたギャグの言い方までそっくりで、途中からそうとしか見えなくなってしまって、(弟だったりして。せめて苗字でも知りたいな。でも芸名かもしれないな。最低でも先祖は一緒じゃないだろうか)等と考えだしたら、もうショーが頭に入らなくなってしまいました。
そんな状態でも、圧巻の手裏剣の突き刺さる音に我に返り、(ああ、みんなに見せたい)と思わず拍手をしておりました。
(でも、前もって言っとくね。21日のショーは休演日でした。21日組、残念でした!)
会場は駐車場も近く、土産コーナーもあります。
みんな、きっと喜んでくれるでしょう。

近くにジョイフルを発見。
さっそく入店。
子ども達には極力日替わりランチを進めよう。
そして、今日の私。
いつもチーズハンバーグかペッパーハンバーグか迷った挙句、どうせならツインハンバーグにしてしまって(ああ、さすが食い過ぎだわ。これ、晩飯まで腹減らんパターン)って後悔するので、今日はチーズハンバーグのみにしました。
でも、やはりというか、食べ足りない。
(ああ、今度来た時は絶対ツインハンバーグにしよう)と一瞬思いましたが、
子ども達の前でそんなことをすれば火だるまになることは明白、せめて夏休み中は我慢しよう、と早々にレジに向かいました。

次に郡上
三重の伊賀上野から郡上まで、こんな遠かったっけ?
郡上八幡、今は郡上踊りの時期なのか、賑わっています。
サンプル工房、盛況でした。工房も学校の教室みたいな部屋で楽しそうです。
駐車場も確認しました。きっといい作品ができますね。
次に、大滝鍾乳洞に向かいます。約20分、山に入ります。
もうすぐ着く、その時、ある看板が目につきました。
「古代人住居跡 縄文洞」
(へえ、こんなとこに?)

大滝鍾乳洞に突きました。
釣り堀、売店、そしてケーブルカー。これはテンションあがるわ。
雨が降ってきた。
さて帰るか。
あの看板を思い出した。
いや、そんな大したとこではないだろう。
でも、ここまで来たんだし。
頭から離れない。
うーん、
行くことにしました。
いざ、縄文洞へ。

2分ほどで、古びた看板が見えてきました。
「縄文洞ミステリーツアー」
探偵ナイトスクープに出てきそうな場所。
奥になにかありそうな敷地。
年季の入った事務所。
ポスターがはってあります。
「縄文洞ミステリーツアーとは、照明をすべて落とした薄明り一つない闇の洞窟を懐中電灯の灯りだけを頼りに出口を目指す探検ツアーです!」
「全長500mほどで、早ければ20分」
「縄文人の住居跡には野生のコウモリが住んでいるので探してみてください」 
新たな発見に私の心は昂ぶりました。

とはいうものの。
実は私、あまりこういうのは得意ではないんです。
松原タニシのユーチューブ見た後、トイレにいくのを躊躇し我慢するときがあります。
豊橋にある嵩山蛇穴(すせじゃあな)という洞穴遺跡に行ったとき、あまりの暗闇の恐怖に途中で挫折しました。
目を開けても瞑っても同じ、真の闇。
またそのころ、NHKでネアンデルタール人終焉の瞬間、みたいな番組をよく見ていたので、本当に背筋がぞくっとしたことを覚えています。

ですので、私は腰が引けております。
では、Bigfootで誰がいけそうかな・・。
みんな強がって威勢いいけど、いざこういうとき、屁理屈こねて絶対に行かないだろうな。特に女子軍団は。
そうだな、私が思うに、適任は・・。
運動神経抜群の3年生T君、好奇心旺盛な5年生のS君くらいかな。
あ、それとそういえば思い出した。
スタッフのS君がだいぶ前に
「こういうのどうですか?」
って洞窟探検のツアーみたいのを私に提案してきたっけ。
でもその時は、(全身ずぶ濡れなってんじゃん)と思ったし、川口浩探検隊みたいに大げさだなと思ったので「ああ、面白いかもね・・」とか、とりあえず生返事してやり過ごしたことがあった。
申し訳なかったね。

でもS君がそういう分野に造詣が深いなら、ぜひお願いしようかな。
ぜひ動画を撮ってきてほしい。
留守番の私とその他スタッフ、子ども達、そのスリリングな動画にきっと釘付けになるよ。
新しいスマホがやっと活躍できるね。

「うぎゃー!!」
コウモリだった。
その時、S君が躓いて、懐中電灯が壊れでもしたら、もうその辺の映画どころの騒ぎでは済まないんではないんじゃないか。
そのうち未開の○○人が発見!とかなったりしてね。
もし撮影NGだったら、体験談だけでもいいから。

いや、そんなことの前に、郡上で昼飯をどうするか考えねばならぬ。
たのみのサイゼ、ジョイフル、マック、スガキヤは皆無であった。
あったのは吉野家とバロー。
さて、空腹ジプシーたち、どうしましょうか。
日々、目の前の事を解決していくのみ。

そう、そして最後に
今日は道でサルと会いました。
出掛けたら予想外のことが色々あるね。