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予習、より復習
考えてみますと、いわゆる学生の勉強は「予習」が中心になっているようにみえます。
知識を蓄える、想定する、できるだけの準備をする。
たしかに重要ですが、新しい世界に入ると、知らないことが膨大に押し寄せてきます。
いままでの自分のわずかな経験では判断できないケースが多々でてきます。
こういうことを訊かれるだろう、知らないと恥だ、ネットに回答はないだろうか。
知らないことを訊かれるのは恐怖でもあります。
一応は予習をします。
ところが、いざその場面に遭遇すると、机上で予習したことなんかカスリもしない場合があります。
基礎知識は仕入れることはできても、深い情報はネットにあるはずもありません。
ではどうするか。
生身の人間に根掘り葉掘り訊きにいくしかありません。
そして現場を見に行く。
洞察しなければ、その世界を語る資格はありません。
後追いとなりますが、理論を「復習」して、初めて腑に落ちるのだと思います。
必要に迫られて、初めて脳細胞は覚醒するのでしょう。
「知らないことは、そのとき必死に調べればいいんだ」という免疫が必要です。
自分の知っている世界なんてごくごくわずかなものです。
どんな新しい世界だろうが、コミュニケーション能力さえあればやっていけるのではないでしょうか。
私自身、今まさに勉強の真っ最中です。