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ずいぶん前ですが、みんなで車で外出した折のこと。
1年生(当時)のB子さんと女性スタッフの会話が運転席の私の耳に入ってきました。
「だってさあ~、あのさあ~」(B子さん)
「なになに、どうしたの」(スタッフ)
どうやらB子さんは私のことを話題にしているようです。それも戯れか、私にわざと聞こえるように。
「いろんなとこに連れてってもらえるからいいじゃん」
とスタッフ。
「嫌~、だってさ~、だってさ~あ」
「何?」
「だってさあ~、BigFootにいる時さあ~、あのさあ~、ソファーでジャンプするなっていうしさ~、裏から勝手に出たらだめっていうしさ~」
「うんうん」
「冷蔵庫を勝手にあけるな、っていうしさ~、折り紙を使いすぎ、っていうしさ~」
「うん、それと」
「水を使いすぎっていうしさ~、手を洗えっていうしさ~、絵具がもったいないっていうしさ~」
「他には?」
「えーと、それとスマホはダメっていうしさ~、それとハンカチを持ってきてっていうしさあ~、テープも使いすぎっていうしさあ~、あとさあ~、あとさあ~、〇〇・・・」
(すごい、全部網羅してる・・・)
スタッフも同じことを思ったようです。
そして今年の4月、新1年生が入りました。
1年生初日、みんなを集め、ひととおりのルール説明をしました。
最後にスタッフから「他、なんかあったっけ?」と問いかけました。
新2年生、B子さんの手があがりました。
「勝手に台所に入っちゃだめ」
「はい、私も」
次はA子さんが挙手しました。
2人からは追加の補足説明がありました。
私はビートたけしの言葉を思い出しました。
「優れた芸人は常識を知っている。だからこそ非常識ができるのだ」と。
A子さん、B子さん、恐るべし。
2年生になった2人、さらなる進化に期待しましょう。
