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科学館の帰り②
アイスクリームを食べ終わった1,2年男子達が私のところにやってきました。
「先生、ジュースが飲みたい」
「え、さっきアイス食べたばっかじゃん。やめといたら?もう時間もないからさ。また今度ね」
「小遣いもってるよ」
お小遣いは、水分がなくなった時の費用としていましたし、ここで一人が飲みだすと自販機に行列ができてしまうのは明白です。
「それは、水筒のお茶がなくなった時のために使うやつ。
さあ、そろそろいかんとね」
男子達、意外にもおとなしく席に戻りました。
すると、水筒を垂直に持ち上げ、一気に飲み干そうとしているではありませんか。
またこっちにきました。
「先生、お茶がなくなった」
「どれ、見して」
私は水筒を振りました。
「あ、入ってるね、だめ」
今度は1年生
「先生、俺は?」
中を見せてくれました。
底に茶色い液体が残っています。
「はいだめ」
すると残りも飲み干そうとします。
「〇〇君、絶対今、喉かわいてないと思うけど」
ため息をつく男子達。
少し可哀そうでしたが、そろそろ戻らなければなりません。
「さあ、みんなトイレ行って!」
「俺は大丈夫」
「だめ。絶対にいってください」
Bigfootに帰ってきた男子達。
「ドンドンドン!早く早く!」
血相を変え、トイレに駆け込みました。